復職してからのそれから

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復職してからしばらくたった。コロナの影響を強く受けている業界なので、未だに

会社の状況は厳しい。最近やっと黒字が出るようになったと聞いてほんの少しだけ安心しているけれど。

 

自分自身の状態としては、また少しずつしんどくなってきている。仕事でしんどくなってしまう理由を解決しない限り、私はずっと自分を苦しい状況に置いてしまうんだと気づいた。そして自分なりに解決策を考えた。

 

まずはタスク管理を見直そう思った。業務内容がかなり流動的なため、日次と週次の業務すら曖昧になっていたり、優先順位も分からなくなってきたいた。少人数のスタートアップ会社なので、同時進行のプロジェクトも多く、自身の業務量も可視化出来ていなかった。

試験的に使っているツールは「Trello」

trello.com

タスクがドラッグ&ドロップで「作業中」や「完了」というカテゴリーに分類できるところがシンプルで使いやすい。今までは社内のスプレッドシートで管理していたけど、時間別の管理だったので1日の業務量が一目で分かりづらかった。これで頭の中を今よりはクリアに保つ事出来そう。自分で出来る範囲で、無駄なストレスは無くしていけなくては。

 

あとは相談をまめにする事。実はしばらくの間完全リモートワークになったので、社内のコミュニケーションは基本チャットで行っている。入社当初から私は出社していたけれど、リモートのスタッフとテキストを通してやり取りをしていたので慣れてはいる。

Slackに質問用のチャンネルがあるので、少しの疑問でもそこに投稿している。自分なりの解決策を添えるのが社内のルール。

 

 

電話対応で心が折れる瞬間

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最初に、一つ前の記事にはてなスターを付けてくださった方、ありがとうございます⭐️

 

さて、復職後の調子だが、たまに休んだり遅刻しながらぼちぼちやっている。私のメインの業務は電話対応なのだが、先日「コロナでお金が無いから無料で御社のサービスを使わせてくれ」と取引先から電話があった。「弊社も金が無い一昨日きやがれ」と思ったけれど、感情を無にして対応し「社内を確認して、担当から折り返します」とだけ伝え、あとは上司に丸投げした。電話でのコミュニケーションは心が折れそうになる瞬間が多々ある。

 

対応策として私が実践している事。

・音量を通常の6割ぐらいに落とす

・解釈では無く、事実だけを聞き取る

・世の中には色んな考えを持つ人がいるんだなぁと受け止める

 

これで大分ストレスが軽減される。

こちらが理路整然と対応していると、途中で相手が自分の矛盾に気付き、謝ってくるケースもあった。面倒な人って、感情や勢いだけで電話してくるケースが多い。電話対応で疲れたときは、会社のベランダに出て「帰ったらビール飲むぞー」とか思いながら、少し気分転換をして何とか乗り越えている。

職場での評価を捨てた日

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約1ヶ月の休職期間を経て、同じ会社にアルバイトとして復帰した。会社の人は全員、「おお、久しぶりだね」みたいな感じで、気楽に受け入れてくれたので安心した。業務内容は以前とあまり変わらないけど、もうチームメンバーの業務を管理したり、数値周りの報告をしなくても済む。定時できっちり帰り、終業後と休みの日は仕事の事を一切考えなくて良い。お給料は低くなるけど大差は無い。その変わり保証も無いけれど、社会保険には入っているし、たった数万円の違いなら、私は間違い無くアルバイトとして働く事を選ぶ。

 

復帰後に、今まで関わっていなかった部門の仕事を任されたのだけど、分からないなりにやって上司に提出したものが、後から確認したら大幅に修正されていた。「acoさんなら出来ると思うから、お願いね」と言われたのに出来なかった自分への失望、こんなに大幅に修正するなら最初から頼まないで欲しいという上司への苛立ち。以前なら、評価されない自分はダメだと、ひどく落ち込んでストレスを溜めていたと思う。でも今回は、「まぁ、やった事無い仕事だし、初回にしては完成させただけ上出来じゃん。」と思えた。私は職場での評価をあっさり、完全に捨てた。もう一生分真面目に生きたから、疲れちゃったのだ。これからは、適当に適度に働こうと思っている。

 

日常が愛おしい

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彼氏の家に泊まりいっていたときの事。

天気が良いので、布団を干してその後布団に掃除機をかけて埃を吸い取った。彼氏がこれぞくしゃみなtheくしゃみをしたのが何だかとても面白くて、しばらく二人でけらけら笑っていた。こんな小さな事で笑えるんだから、これからこの人といる時間はもっともっとどんどん楽しいんだろうなと思った。

 

写真は掃除の後に二人で食べたマックのポテト。毒だー毒だーでも美味いーと言いながら食べた。

体重計を買った

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今年の5月で35才になる。文字にしてみると、急に現実感がわく。海外にいた期間は全くと言っていいほど年齢を聞かれないので、自分が何歳なのか忘れていた。で、どうしたかと言うと、今私は太っている。身長167㎝、体重は1年ほど測っていないけれど多分64kgぐらい。ちなみにMAX体重は68kg。

 

今年の誕生日はせめて60kgまで痩せて、可愛いワンピースを着て過ごしたい。いや過ごす。決めた。という事で、何事もまずは現状把握が大事だと思ったので体重計を買った。もう逃げられない・・・体重を見るのは恐いけど、ずっと今の体型でいる事の方が嫌だ。太っていると、もともと苦手な服の買い物がさらにストレスになる。丈も幅も微妙に足りない、なんとも絶妙なラインにいる私のボディサイズ。マジでしっくりくるサイズの服が無い。

 

他にストレスを感じるのは、写真を撮るとき。せっかく彼氏が出来て本当はもっと一緒に写真を撮りたいのに、乗り気になれない。彼が写真を撮ろうが撮るまいが全く気にしないタイプで本当に良かった。去年、自社求人の広告そ出すために、写真に写らなければならない機会があって、久しぶりに他人から撮られた自分を見てむっちり具合に絶望した。

 

太っている痩せているが全てではないけれど、毎日の生活にストレスを感じる体型ではいたくない。だから自分のために痩せようと決めた。

無気力なときは手を動かす

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久しぶりに何か作りたいな、と思ってビーズリングのキットを購入してみた。最近韓国でビーズアクセサリーが流行っているのか。知らなかった。簡単なデザインのものをまずは一つ。完成すると嬉しいな。爪も春っぽい色に塗った。

 

子供のときに、ワイヤーにビーズを通して色んな物を作った。ソフトクリームとかキャンディとか(食べ物ばっかりだなぁ)。あのときの純粋に楽しいという気持ちを思い出したいだけなのかもしれない。

 

疲れたら休憩しよう

 

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34才にして、初めて正社員として働くという事を経験した。入社したのはとあるベンチャー企業。アルバイトとして入社して3ヶ月後に、チームの責任者として正社員になった。ミーティングの進行やみんなの業務管理等、自分の仕事もままならない中で、なんとか頑張ってみた。その結果、通勤中の電車や会社で突然涙が止まらなくなるという事がよく起きるようになり、心療内科を受診したら適応障害と診断された。

 

実は私は、過去に10年程心療内科の通院履歴がある。そのときは軽いパニック障害強迫性障害に悩んでいた。これらの症状は、後に留学先で出会ったカウンセラーさんのお陰で、今はほとんど症状が無く通院や服薬もしていない。

 

2〜3年ぐらいの周期でバイト先を転々としていたけれど、そろそろ落ち着いて働きたいと思い、今回の正社員の話を受けたのだけど、自分がまたメンタルの不調に陥ってしまって、正直「またか」と思ってしまった。

 

タイミングよく10日間の有給があったので、とりあえず一気に消化して、プラスで1週間程休む事にした。それなら金銭的にもあまりダメージがないし、自分の場合休み過ぎても復帰が難しくなるというのが、過去の経験から分かっていた。

 

今回思い切って休んで、アルバイトとして復職させてもらおうと、割と速い段階で決められたのは、私が少なからず自立したからだと思う。恥ずかしいけれど、今まではメンタルの不調が起きたときは、金銭的にも精神的にも親を頼っていた。でも両親もほぼ年金暮らしになり、もう頼れる状況では無くなった。あとは、同棲を考えている恋人がいるので、その人と一緒にいるためには、なんとか東京で生きていく術を持たないと、と思ったのだ。

 

でも、本当に無理なときは、色んな人を頼っていいと思うし、自分もそうすると思う。現に、金銭的には頼っていないけれど、精神的には家族や恋人にかなり支えられている。大事なのは、余力があるうちに休む事。でもこれが一番難しい。

 

これからどうなっちゃうんだろうと、正直思ってしまう。でも今はこの休職期間を穏やかに、なるべく楽しく過ごそう。